デジタル全盛でも、“和”のテイスト‼

こんにちは。校正人　あずきジー向井です。
毎月、大松林書道院様より御依頼されております、会報誌のご紹介です。
長きにわたりお世話になっております。
今回もご用命、ありがとうございます。

このお仕事を対応しているさなか、検版部屋はさながら書道教室に居るが如く、墨の香り、暫し和のテイストに満たされます。
昔々、習字を習っていたよしみで、毎回、懐かしい気分で対応させていただいてます。
当時は手と足、時に顔や衣服まで黒くしながら励んだものでした。
なので、書に対する思い入れも多少なりともあり、チェックしながらも作品の半紙に対するバランスとか気になったりします。（そこまでエラそうなこと言える身分ではありませんが…）

書道＝墨＋筆＋半紙…故にアナログ的なイメージがありますが、最近は本紙中のQRコードを読み取るとYouTubeで「お手本動画」が視聴できる等、さりげなく時代に即してデジタルの要素を取り入れておられたりします。

大量のお手本と作品、名簿の抜け・漏れが無いか、難字があれば漢字の検索サイト等をフル活用しながらと、まとめ上げるまでにオペレーター共々相当の労力を要しますが、それだけに達成感のある仕事の一つであることに間違いありません。引き続き信頼を損なうことの無いよう取り組んでまいります。