霞ヶ浦最大の湿原「妙岐ノ鼻」空撮
更新日 : 2023.03.07
こんにちは
ドローンパイロットの渡辺です
今回は、絶滅危惧種が数多く生息する茨城県稲敷市の「妙岐ノ鼻」の空撮を行いました
貴重な動植物が繁殖する「妙岐ノ鼻」
妙岐ノ鼻は、稲敷市浮島地区(稲敷大橋付近)にある、霞ヶ浦に突き出た形で広がる湿地帯
広さは約50ha、東京ドーム約10個分もの広大な湿原です。
この妙岐ノ鼻一帯は、かやぶき屋根の材料となる葦が生い茂る「茅場」で、関東最大級のヨシ原です。
オオヨシキリ、コヨシキリなどの野鳥も多く飛来し、レッドリストに掲載されている絶滅危惧種のコジュリンやオオセッカのほか、国内希少野生動植物種に指定されている「カドハリイ」は、生息地が全国唯一妙岐ノ鼻のみとなっています。
マコモ、ガマ、カモノハシなど湿性植物の群落もあり、環境省の「特定植物群落」として指定されています。