茨城県文化財「大山守大塲家住宅」空撮
行方市内にある県指定有形文化財「大山守大塲家住宅」を空撮させていただきました。
空撮当日は前日の雨がウソのように晴れ、春らしい陽気でまさに空撮日和となりまた。
大山守大塲家住宅とは
大塲家は、江戸時代歴代にわたり水戸藩の「大山守」を務めた家柄であり、時には庄屋や御留川の川守も兼帯していました。
この住宅は、水戸徳川家初代藩主徳川頼房が領内巡視のおり、宿舎兼水戸藩南部の藩政事務所として、寛永年間(1624~44年)に建てられたものとされ、武家邸造りで「御殿」ともよばれました。
建築様式は、主屋が茅葺寄棟造(かやぶきよせむねづく)りで、役宅部・居室部・相の間の三棟から成る規模の大きな住宅です。長屋門は、藩主が来邸の時と元旦以外は開けないことから、「あかずの門」と言われております。街道に面し、一段高く置かれた茅葺寄棟造りは風格があります。
映画「桜田門外ノ変」のロケ地としても使用されました。(行方市HPより)
建物東側より
建物の東側・北側には樹高30m以上の木々が生い茂る森があり、慎重に空撮を行いました。
森の後背には玉造城の跡地があります。
大場家は玉造城の家老を勤めていたという説もあるようです。
開館日・入館料など
■開館日:火・水・木・土曜日(年末年始休館)
■開館時間:午前10時~午後4時(入館は3時まで )
■入館料:小・中・高校生・・・200円(団体20名以上は150円)
一般・・・300円(団体20名以上は250円)
入口上空より
この日は館内の撮影も予定されておりました。
1時間ほど早めに現地に到着し、ドローンの音が撮影の妨げにならないよう早めに空撮を終えました。
現在梅が見頃です(写真左側)。また、館内には雛人形も展示されています。
一度訪れてみてはいかがでしょうか?
撮影日:2023.2.9