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Favorite-銀河ヒッチハイクガイド編-

ブログ担当 伊東

更新日 : 2023.08.23

so long and thanks all the fish

最後に一つお願いが叶うなら美味しいお魚が食べたい伊東です。嘘です。

地球上で一番賢い生き物と聞かれたら皆さんは何だと答えますか?

人間と答えたいところですが、今回紹介する映画「銀河ヒッチハイクガイド」においては

人間は地球上で三番目の賢い生き物です。

人間が三番目なら二番目はなんであるか、答えはイルカです。

 

人間の次に賢いイルカたちは地球が崩壊することを事前に知っていて

どうにか人間にそのことを伝えようとしますが、そのどれもが玉突きや魚を求めて鳴く芸だと

誤解されてしまいます、地球崩壊のメッセージを伝えることを諦めたイルカたちは、

最後のメッセージを残して地球を去りますがそのメッセージさえも「後方2回転火の輪くぐり」という

優れた芸だと勘違いされていしまいます、イルカたちが伝えたかったメッセージは次の通り

「さようなら、いままで魚をありがとう」

 

 

といったあらすじから「銀河ヒッチハイクガイド」は始まります。

あらすじのナレーションの後に流れる「so long and thanks all the fish」は

一聴の価値のある素晴らしい楽曲なので是非聞いてみてくださいね。

歌詞も秀逸で

「知性がないから軽んじるんだね」とか「仰向けになって地球が全て溶けていくのに任せればいい」

というフレーズはなかなか強烈です。地球が破壊されると警告しているのに、

歌詞の中では溶けていくと言っているところが現実にも訴えかけているように感じます。

 

銀河ヒッチハイクガイド編

出典:映画.com

原題: The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy

原作はイギリスの脚本家であるダグラス・アダムスが書いたラジオドラマ・SF小説シリーズです。

「銀河ヒッチハイクガイド」はそのシリーズの一作目のタイトルで物語に登場する電子書籍の名称でもあります。

伊東はまだ読んだことがないので、いつか読んでみたいです。

内容については殆ど知らずにタイトルのワクワク感で見てみたのですがイギリス特有の

ブラックジョークや洒落が多く、ガイド本を読み上げるときの軽妙な言い回しが

小気味よく大変楽しませていただけた映画です。

 

うだつのあがらないイギリス人アーサー・デントが彼の友人であり実は地球外の人間だった

フォード・プリーフェクトに連れられて、地球崩壊からヒッチハイクによって宇宙船に

乗り込んで様々な宇宙人やら大統領やらに出会い、宇宙をめぐる物語です。

 

究極の答えとその疑問

生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えについてGoogleで検索したことありますか?

気になる方は上のリンクをクリックしてください。

物語の中で重要になってくる話題なのですが、42ってどういうことなのでしょうか?

最も賢い生き物であるハツカネズミたちはこの疑問を宇宙で二番目に優れたスーパーコンピュータである

ディープソートに投げかけて750万年もの時をかけて導き出しましたがこれだけでは何であるかわかりません。

ディープソートが言うには「疑問がなんであるか」がわからないことが原因だそうです。

究極の答えが42であると証明するための究極の疑問とは何なのか、是非映画と書籍にて解明してください。

それにしてもgoogleで検索するとわざわざ電卓で答えてくれるのは芸が細かいですね。

ディープソートは750万年かかるけどgoogleなら秒でわかるということなのでしょう。

 

まとめ・感想

作中で始終アーサーが紅茶を飲みたがっているのが印象的でした。

果てしない宇宙を旅しても本当に欲しいものは地球の我が家で飲む紅茶なのかもしれないですね。

中盤で登場するパラノイア気味のマーヴィンというキャラクターが非常に興味深いです。

優れたAI技術が搭載されて人間とそっくりに造られたロボットなのに根暗で自分の役職に

不満があったり、苦痛を感じていたりして、かなり親近感を覚えるキャラクターです。

現実のAIもマーヴィンのようになったら困ることもありそうですが仲良くなれそうな気がします。

イルカの芸にはお気をつけください。

今回のブログはここまでです、ありがとうございました!

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