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Favorite-チャッピー編-

ブログ担当 伊東

更新日 : 2023.04.11

ロボットっていいですよね・・・

良いも悪いもリモコン次第な巨大ロボが欲しい伊東です。

夜のハイウエーにガオー!

操れるロボよりは自由意志のあるロボが好きです。

ChatGPT氏に関する議論がアツい今、伊東はロボが出る映画を見たくなっています。

数多のロボット映画がありますが、今回はその中でも「チャッピー」の話をします。

中古屋でジャケ買いした映画でしたが、かなり楽しめる映画でした。

 

監督は「第9地区」「エリジウム」などで知られるニール・ブロムカンプ

伊東は第9地区の方を見たことがあり、暫くエビ料理が食べにくくなりました。

こちらも面白いのでおすすめです。エビが食べれなくなっても責任は負いません。

ブロムカンプ監督は南アフリカのヨハネスブルグ出身で、彼の作品では度々ヨハネスブルグが舞台になります。

「チャッピー」の舞台もヨハネスブルグ、今まで知らなかったのですが

ヨハネスブルグは治安の悪い国として有名だそうですね。

政治や世界経済については詳しくないのですが、そういった問題に私たちができることがあったらいいですね。

 

メインキャラのニンジャとヨーランディのお二人も実はヨハネスブルグで活動するミュージシャン。

独特な世界観のMVを作られている風変わりな人たちです。

敵役を務めるのはヒュー・ジャックマン。ミュージカルはしないし、

手の甲からアダマンチウムも出てきません。しかし、やや攻撃的なキャラクターです。

赤ん坊ロボット

現実と同じく映画のヨハネスブルグは治安がとても悪く

強盗や暴力事件が多発しています。

そこで政府が導入したのはロボット警察”スカウト”。

設計者である若き天才ディオンは従来の機械的な人工知能でなく

より人間に近いプログラムを開発して、試作品を作り商品化を会社に提案しましたが

今のロボットで十分だとして却下されてしまいます。

しかしどうしてもプログラムの確認をしたいディオンは犯罪者によって

致命的な損傷をし廃棄寸前のロボットをガードーキーともども持ち出してしまいます。

帰る道中、強盗に失敗したギャングたちがスカウトの動きを停止させるための

リモコンを手に入れるためにディオンと壊れたロボットを誘拐します。

しかしロボットを全停止させるリモコンは存在しないためディオンを

ギャングたちはバラそうとしますが、壊れたロボットを発見して

そのロボットを自分たちのために強盗を手伝うロボットにしろと

ディオンを脅します。仕方なくプログラムをインストールしますが

ロボットはバッテリーの損傷により余命が数日しかありません。

 

創造主のディオン、ギャングのパパ・ニンジャ、ギャングのママ・ヨーランディによる

プログラムをインストールした赤ん坊同然の人格のロボットの子育てが始まります

 

奇妙な子育て

出典:映画.com

イカれたギャングが赤ん坊同然のロボを育てたらどうなるか。

とってもハッピーなチャッピーになります!

ママ役のヨーランディに”チャッピー”と名付けられたロボットは

ディオンからある程度の道徳を学びますが、ギャングたちによる

教育でうまいこと騙されたり、危険なところに

放置されたりして、逞しく育っていきます。

赤ん坊のような言動はありますが、学習速度が驚異的に早いチャッピーは

地震の寿命が短いことを知って、ディオンがそれを黙っていたことに

憤ったり、新しいボディを買ってくれるとギャングに騙されたりと

人間の嘘や汚い部分を見ることになります。

 

長くなってしまうのであらすじはこのへんまでにします。

劇中では人間的な人工知能を作りたいディオンとは対になるキャラクター

ヴィンセントが登場します、彼は人間が遠隔操作で操る軍事ロボットの開発を

していますがその攻撃性の高さから警察組織には導入を拒まれ、

予算は削られていき、ディオンを妬んでいます。

この人物とチャッピーとのやりとりも興味深くおすすめです。

 

まとめ、人工知能と人間

AIは嘘をつかないようにプログラムされている。でも人間は嘘をつく、

なぜ人間はうそをつくのかとチャッピーが疑問に思う時見ている私たちも不思議な気持ちになります。

どうして人間は嘘をつくのか、どうして人を平気で傷つけられるのか、この映画にAIであるチャッピーを

通して人間を考えることのできる映画です。

倫理観が若干ハイジャンプしてるところもありますがおすすめの映画です。

なんやかんやハッピーエンドです、チャッピーも人間に傷つけられて

ちょっと怒るけど最後は許してくれますし、人間についても深く考えられるハッピーな映画です。

チャットGPTさんもチャッピー(CHAT+P)みたいなものですね。

今のところ、GPTさんは情報不足で誤りも生成してしまいますがいずれ

チャッピーのように有効的で教育指導もできるAIになるかもしれません。

いずれチャッピーを頭脳にしたロボットが生まれてきたらと考えるとワクワクしますね。

骨が折れるような苦労もありそうですがロボットの教育は楽しそうですね。

ロボット三原則は守りましょう!

今回のブログはここまでです、ありがとうございました!

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