ブログ担当 デザイナー吉原
近ごろのヘビロテ盤- vol.13-
『SOS』SZA
こんにちは。
音楽大好きデザイナーの吉原です。
『近ごろのヘビロテ盤』第13回目はSZAの『SOS』です。
SZAとかいてシザと読みます。
大絶賛されたデビューアルバム『ctrl』(2017年)のリリースから早5年、出る出ると言われても一向にリリースされなかった待望の2ndアルバムがついにリリースされました。
5年間という歳月の長さを感じさせる23曲1時間8分の大ボリュームですが、私生活での苦悩や次回作への大きなプレッシャーなどもあったようで非常に内向的な聴き心地の仕上がりとなっております。
なんでも100曲くらいはレコーディングしたそうでこれでもかなり選抜されたよう。
R&Bの魅力に気づかせてくれた前作『ctrl』
前作『ctrl』は自分の中でもかなり思い入れのあるアルバムです。
このアルバムに出会うまでR&Bというジャンルをなんとなく退屈なものと捉えていました。
凡庸なトラックに乗せて歌唱力を武器に色恋について歌うジャンル…というような、すごい偏見ですね笑
一聴してこの曲いいなと思うこともあったのですが繰り返し聴きたいとは思わない感じですね。
あとなんとなくDQNが聴いているイメージがありましたね。
(今の大学生にはDQNが通じませんでした…DQN=軽率そうな人、非常識な行動をする人、教養がなく品位がない人…まあいわゆるチンピラとか不良ですね)
ところが2017年の『ctrl』はバチバチにハマりました。
2017年からの累計で数えればもしかしたら1番聴いたアルバムかもしれません。
とにかく車でよく聴いてましたね。
歌唱力は高いし声質もハスキーで好みなのですが一番驚いたのは独特な歌い回しです。
ラップのように早口でまくしたてたと思いきやゆったりと歌い始めたりとにかく緩急のつけかたがスリリングで見事なんです。
それでいてめちゃくちゃスムーズでシルキー。
5年のブランクの間にSZAが参加していたDoja CatとDoechiiの楽曲が非常に彼女の特徴が分かりやすかったので紹介します。
どちらも2番の途中くらいからがSZAのパートです。