ブログ担当 伊東
Favorite-アマガエル編-
カエルたちの居場所
平泳ぎで足をよくつっていた伊東です。元々は好きな映画について書こうと思っていたのですが、諸事情で生き物の話を書かせていただきます。
毎年春の半ばあたりから我が家の庭ではアマガエルたちが現れてはピョコピョコ飛び回っています、田んぼや水路が近所にあるからだとは思いますがその田園も近年、少しずつ開発によって住宅が立ち並ぶようになり、そこに住んでいた生き物たちが我が家にやってきている様子があります、彼らは住処を追われる身なのかもしれないですね。我が家では規模は小さいですが畑があります、無農薬で栽培しているので、虫たちもたくさんやってきます、中には意図的に虫を育てていたりも・・(笑)そんな環境ですので、アマガエルたちにとっては我が家は憩いの場なのかもしれません。小さな生態系サイクルが出来上がっていると思うと楽しくなりますね。
とうもろこしの葉に鎮座するカエル
子供の頃、カエルが座ってる石像を見かけたことが何度かありましたが、あの石像に「無事に帰る」という意味があることを知ったのは割と最近です、他にもカエルは「お金が帰る」などといった縁起のいいものとして扱われることも多いらしくそんな彼らが居座っている我が家がなんとなく良いものな気がしてきます。さて写真のカエルは最近とうもろこしをナワバリにしているようで、どっしりと座っています。とうもろこしの花に集まる虫を貪っているのかもしれません、なかなか大きめの個体なので越冬した成体だと思われます、このあと人間に驚いて飛んで行きましたが、カエルの脚ってすごいですよね、葉に足を引っ掛けた後その足を軸に回転し葉っぱの上に乗る芸当をやってのけるので、逞しいなあと感心してしまいます。
カエルの毒性と体温
アマガエルは身を守るために微弱な毒性物質を皮膚から分泌しています、弱いと言っても傷のある手で触ったりすると痛みがでますし、その手で目を擦れば最悪失明の恐れがあります、カエルに触れた後は手を洗うことを推奨します。最も触れないのが一番です、カエルたちは人間よりも体温が低いので人肌の体温に触れると火傷してしまう恐れがあるためです、無益に生き物を傷つけることはよろしくないのでそっとしておいてあげてください。
カエルは背中の模様で固体を識別できるそうですが、私は真剣に観察できないので同個体であると判断できた試しがありません、この写真も生憎背中が撮れていないので次会えたら背中も撮りたいですね。
ところで私はこの子をアマガエルだと言っていますがシュレーゲルアオガエルってことはないですよね・・・、一応画像検索で調べた上で紹介していますが、間違っていたら申し訳ありません。
今回のブログはここまでです、ありとうございました。