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満腹戦隊ウマインジャー 第15話

ブログ担当 ぐるまんでぃーずスズキ

更新日 : 2022.03.09

2月19・20日、相方さんと一緒に茨城のうまいものを食べてきた、陳(ひ)ねデザイナー♀・ぐるまんでぃーずスズキです。
こんにちは。
今回は「アンコウノヨウニ オナカ ポンポコリン」(詳しくは→こちら)から一夜明けました。のお話です。
あんなにお腹いっぱい食べたのに、やっぱり食べます。

雨だったんです

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目覚めの朝風呂が露天とは最高至極!
前夜の食事が終わり、それはもう魚河岸のあんこうのようにお布団に転がって(座っているのが苦しいのです)いた頃、パラパラと雨音が聞こえ始めまして。
そのまま降り続き、朝から生憎のお天気となってしまいましたが、雨の中の露天風呂もなかなかオツなもの。
雪見温泉も好きだけど、雨見温泉も好きです。

まだ曇り空

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チェックアウトしたのち、雨は止んだもののドンヨリ曇天のもと向かった先は、笠間市・稲田にある採石場「石切山脈(←クリックで公式へ)」。
100年以上前から現役バリバリ絶賛稼働中の「稲田石」の採石場です。

稲田石とは、数多ある御影石の中でも別格の白さを誇り、日本橋や国会議事堂、最高裁判所、東京駅や駅舎から皇居に向かって延びる石畳などなど、すんごいところに使われている御影石です。
現役採石場の石切山脈ですが、敷地内にある「前山採石場」というすでに採石が終わった採石場跡は、湧き水や雨水がたまり「地図にない湖」などと呼ばれる絶景を作っています。
北茨城から笠間まで80km超の移動(茨城って広いね!)したお目当ては、その絶景。

頭上の雲はまだ厚く

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入場料300円(中学生以下無料)を払い、すぐ目の前に広がる「地図にない湖」(前山採石場跡)。
人工的な石の断面と水っていう組み合わせは、一種独特なものがありますね。
採石跡としての深さは約65m、現在の水深は45mほどだそう。

石切山脈では、現在稼働中の採石場「奥山採石場」を見学できる、プレミアムツアーなるものがあります。
実は、北茨城あんこう旅行が決まってすぐに、プレミアムツアーの予約をしていたのでした。
プレミアムツアーは予約制、大人1,000円(小・中学生:500円、未就学児無料)で参加できます。

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ヘルメットをかぶり、相方さん&私ともう1組のカップルとともに、事務局のオネーサンが案内してくれるスリル満点のオフロードツアーへ。
いざ出発!

説明しよう

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最初の湖写真のちょうど反対側から撮ったもの。
ロープを使って大きい石によじ登り、だいぶハァハァしながら撮ってます。(運動不足)

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左の写真の山と右の写真の山は、過去に繫がっていました。
過去に?今はどうして繫がってないの?
掘ったよ。全部掘っちゃった。

一番上から中頃までは手作業で採石したから、掘り跡がゴツゴツ。
中頃は時代が進み機械化が進んで、4〜5mの長さのドリルを使って採石したから、細い縦線の連続。
下の方はさらに時代が進んだ現在、ワイヤーソーで採石してるから、滑らかで豆腐みたい。

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左写真の上から中頃までがゴツゴツ、中頃から下までが縦線。
右写真は豆腐の断面アップ。
円弧状のスジが見えるでしょうか?
これはダイヤモンドワイヤーが通った跡。
ゴツゴツや縦線と比べたら、ワイヤーソー工法はだいぶ無駄なく採石できますね。

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採石方法の説明を受けたり、稲田石の価値を聞いたり、フォトスポットを回ったりしながら、プレミアムツアーの最終目的地へ。
事務局のオネーサンを先頭に、たまにイノシシが出没するという本気の獣道を歩き、ヘルメット戦隊が着いた先は…

そして晴れる

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一般入場では行くことができない、湖の水面近く!
お天気がいいと、こんな景色が見られますよ。

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持ってるねー。
一番いいところで晴れるよねー。

ちなみに、「相方さんと私が一緒に外を歩く時は、雨が降らない」という、梅雨が明けたこともあるほど強力なジンクスがありまして。
(「相方さん1人だと嵐を呼ぶ」というジンクスもある)
朝に雨見温泉をしていても、全くお天気の心配をしていなかったのでした。

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風が少なく水面を乱す水鳥もおらず、水面にくっきりと雲が映ってます。
反射してるんだかなんだか分からないから、晴れていても少々の雲がないと美しさ半減なんですって。
案内のオネーサンも「朝はあんなに雨だったのに!お客さんたち、すごい!」を連発。

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湧き水や雨水がたまった湖はとても透明度が高く、水面から4mほど下に「去年はここまで案内していました」のロープ柵が見えました。
すり鉢状になった採石場跡は水が抜けず、年に3〜5mくらい水面が上がっているとのこと。
ポンプで汲み上げているそうですが、もしかしたら来年はこの場所から見られなくなるかも?

最後は食べます

絶景を満喫した後、再び車に乗り込んで帰還。
入場料を払った場所はオープンカフェにもなっておりまして、こんなものが食べられます。

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何を隠そう、茨城県は収穫量・栽培面積ともに日本一の栗の産地。
笠間市は県内でも一番の栽培面積を持ちます。
そんな名産地の栗を贅沢に使用したモンブラン。

そうめんのように細〜い栗クリームは、すごく栗の味がします。
(マロンクリームとか書かないところに和栗の栗栗しさを表現)
茹で栗を裏ごししたものなんじゃなかろうか?と思うくらい栗です。
相方さんとシェアしてペロリと。
これは一食の価値あり。
…が。
モンブランだけでは石切山脈の魅力が半減と思います。
プレミアムツアーにはぜひ参加するべし。

今回の写真は映えたの多いね!(笑)
今日も満腹。
今日も幸せ。
ではでは、See ya!

おまけ

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同日。
私を送り届けてから30分後、北関東道を通り笠間の先へ帰る相方さん(の車のドラレコ)が撮った写真。
3車線だからまだ常磐道を北上中…時間的に小美玉付近かな?
雪に降られたって。(爆)
2人の時は暑いくらい晴れてたのに。
やっぱり相方さん1人だと嵐を呼ぶよね。(爆)

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