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情報の手触り

ブログ担当 マイスター★高谷

更新日 : 2021.06.22

身の回りには、名前がついていない物って、実はひとつもありません。
例えば、スマホの中の小さなパーツひとつひとつや、道端の雑草や小さな菌にまで。機械的につけられた品番やちょっとややこしい学術名など、名前も様々ですが。

普段、何気なく使っている「紙」にも、上質紙などの分類以外に、個別に名前があって、様々な特徴があるんですよ。

書籍の本文用紙「ハミング」と「スノーフォース」

イメージ

今回、編集・デザインからご依頼いただいた書籍の、本文の用紙を2種類ご提案しました。

・目に優しいやわらかな白色で、ページめくりがしやすいよう、少しざらついた質感の「HSハミング」
・スッキリとした白色で、しっとりとした上質な手触りの「HSスノーフォース」

名前も2つの用紙の特徴をうまく表しています。フレンドリーな印象のハミングとやや高級感のあるスノーフォース。

「情報」自体は、どんな媒体で伝えようが本質は変わりません。
ただ、物理的な「紙」の質感は、五感を通じて何かしらのニュアンスを伝えるはずです。
筆者の思いを、手触りとして補足できるかもしれません。

あなたなら、何を伝えたくて、どちらを選びますか?

そんなお手伝いをしています。
コンシェルジュ高谷でした。

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