冬枯れのヒラマ
更新日 : 2021.12.21
寒波襲来〜寒い朝
先週末から、凍てつくような寒い日が続いています。
北陸出身の私は、スッカラカンと天気の良い関東の冬は、とても気に入ってます。
ジメジメと重い空気の日本海側とはまったく逆の、あきれるほど軽い空気感がサイコーです。
「冬枯のけしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。」
〜枯れ果てた冬の景色だって、秋の景色に劣ることはない。
と、兼好法師がつれづれっていたのも、関東だからじゃないかと思うのです。
抜け殻のように枯れて乾燥した草木に、キリリと霜や氷がアクセントをつける程度が良いんじゃないかと。
まあ、北陸の冬には、また別の美しさがあるとは思いますが。
気づいたら冬枯れ
落ち葉が煩わしいなと思っていた、社屋の前の桜の木も、丸裸です。
憎らしいほど生い茂っていたイチジクも、ここ数日で葉を落としました。
鳥さえ食べない実がまるまるしてるけど。
でも、春への準備はしてるんだよね。
イチジクの芽。
桜も小さな芽をつけてる。
人間は、見た目の変化で季節の移ろいを感じてあれこれ言うけど、
当の本人たちは、シームレスに少しづつ変化を続けてるだけなんだろうね、吉田さん。
とは言え、そろそろ今年の区切りを迎えます。
今年の私の担当は、おそらく最後。
ちょっと早いですが、良いお年を。
コンシェルジュ高谷でした。